赤字を回復させた思考本:ゼロベースマネジメント

雨が降っても槍が降っても利益が出るゼロベースマネジメント

著者

ビジョナリーホールディングス(メガネスーパー)社長
星﨑尚彦(ほしざき・なおひこ)

ざっくり概要

この本は8期連続で赤字で倒産寸前のメガネスーパーをV字回復させたマネジメント方法について述べられている。その必殺技がゼロベースマネジメントである。この本ではゼロベースマネジメントでV字回復させた経験談と会社の施策が赤裸々に述べられており、マネジメント陣、プレイヤーを含めとても勉強になる内容となっている。

ゼロベースってなに?

ゼロベースとは簡単に言うと物事をゼロの状態で考えることである。例えば当たり前に行っていることとして12時にお昼ご飯を食べるという行為。これは学生、社会人にとって当たり前であり、常識で違和感がないだろう。そこを疑うのがゼロベース思考である。12時ピッタリにランチに行くとお店が混むし、待ち時間が生じてしまう。人によっては朝ごはんをしっかり食べておなかがすく時間帯が14時や15時かもしれない。したがって実はお昼ご飯、ランチが12時ぴったりスタートであるという事実に違和感を持たなければならない。そして変革しなければならない。こういったゼロベースの考えを経営に生かすにはどうしたらよいのだろうか?気になった方はこの本を読むとよいだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました